2024年9月8日
シャネル(CHANEL)と、人気コミック『約束のネバーランド』を手がけた白井カイウ、出水ぽすかがコラボレーション。シャネルにインスパイアされたコミック『miroirs(ミロワール)』が2021年4月3...

シャネル

シャネル(CHANEL)と、人気コミック『約束のネバーランド』を手がけた白井カイウ、出水ぽすかがコラボレーションシャネルにインスパイアされたコミック『miroirs(ミロワール)』が2021年4月30日(金)に発売され、連動した展覧会を銀座のシャネルネクサスホールにて2021年4月28日(水)から6月6日(日)まで開催する

尚、展覧会は「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」に巡回予定だ

“ミロワール=鏡”がテーマのマンガ&展覧会

シャネル(CHANEL) 約ネバ|写真1©白井カイウ出水ぽすか/集英社

シャネルと、『約束のネバーランド』の原作者白井カイウ、作画家出水ぽすかによる新プロジェクトが始動する

ロベール ドアノーが鏡張りの螺旋階段でガブリエル シャネルを撮影した1955年の写真ロベール ドアノーが鏡張りの螺旋階段でガブリエル シャネルを撮影した1955年の写真
© Robert Doisneau/GAMMA RAPHO

テーマは“鏡”を意味する「ミロワール」パリカンボン通りにあるガブリエル シャネルのアパルトマンの、鏡張りの螺旋階段や、ガブリエル シャネル自身が語ったとされる「鏡は厳しく私の厳しさを映し出す それは鏡と私の闘い 私という人間をあらわにする」という言葉から着想を得ている白井カイウがガブリエル シャネルについて調べていく中で感じ取ったガブリエル シャネルの多面性を、アパルトマンに連なる鏡に見立てたという

ガブリエル シャネルの人生や哲学から着想のオリジナルストーリー

コミック『miroirs』1章からのカットコミック『miroirs』1章からのカット
©白井カイウ出水ぽすか/集英社

シャネルとその創業者、ガブリエルシャネルの人生と哲学から着想を得たコミック『miroirs』では、現代の東京を舞台にしたオリジナルストーリーを展開ガブリエル シャネルのユニークなフィロソフィーや強いパッションを体現する3人のキャラクターを中心にしたエピソードが描かれる

「世界を塗り替えるココ」をテーマにしたメインビジュアルでは、新しいビジョンを提示し、女性たちのスタイルを新たに塗り替えてきたガブリエル シャネルと鏡面のようなイメージを表現リトル ブラック ドレスを着た女性の足元には、油彩の道具を思わせるフレグランスボトルが無数に置かれている

シャネル×マンガの出会いを追体験できる展覧会

そして、シャネルネクサスホールで開催される展覧会「MIROIRS – Manga meets CHANEL / Collaboration with 白井カイウ&出水ぽすか」ではマンガ作品『miroirs』をもとに、ストーリーに込められたメッセージやシャネルの貴重な資料を立体的に表現日本ならではの文化として認知されている「マンガ/MANGA」を、シャネルネクサスホール独自の視点で展覧会として構築する

『miroirs』の3つの物語を表現、アイコニックなアイテムにまつわる資料も

鏡のコリドー鏡のコリドー
©CHANEL

会場に足を踏み入れると、東京のナイトスケープの映像と、マンガ『miroirs』に登場する3人の主人公を描いたイラストのインスタレーションを展開する「鏡のコリドー」がお出迎えその先に、マンガ『miroirs』の3つの章に合わせて構成される3つの空間が続く

3つの部屋の入り口に展示されているフレーム3つの部屋の入り口に展示されているフレーム
©CHANEL

それぞれの空間には、マンガ作品とともに、フレグランス「シャネル N°5」、リップスティック、リトル ブラック ドレスといったアイコニックなアイテムにまつわる資料が登場白井カイウ&出水ぽすかのマンガとシャネルの時代を超えた出会いを追体験することができるシャネル 偽物

第1章 Sorcières –魔女–

第1章の部屋第1章の部屋
©CHANEL

本や空想の世界が大好きな少女の物語が描かれる第1章「Sorcières –魔女–」を表現したスペースでは、見えないものに対して神秘的な探求を行っていたガブリエルシャネルを彷彿させる幻想的な空間を演出フランク ホーヴァット、カール ラガーフェルドらによる伝説的な鏡張りの螺旋階段の写真や、風刺画家セムが「シャネル N°5」の誕生を記念して制作したリトグラフなどが展示される

第2章 Menteuse –嘘つき–

第2章の部屋第2章の部屋
©CHANEL

第2章「Menteuse –嘘つき–」では、「シャネル N°5」にフォーカス“女性そのものを感じさせる、女性のための香り”を生み出したいというガブリエルシャネルの思いから生み出された「シャネル N°5」を、『miroirs』の原作を担当した白井カイウは、自由気ままに生きる主人公の謎めいた人物像や深層心理の象徴、もしくはアイデンティティを形作る香りとして表現したという

第2章の部屋では、出水ぽすかが描き出したイラストとともに、「シャネル N°5」にまつわる貴重な資料や、ジャン ドゥ ゲヌロンによるガブリエル シャネルの肖像画などを展示する

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